休暇をとって、10/20から東京に行きました。主目的は10/21に下北沢でandmo'のライブをやることです。もうね、andmo'のライブって去年の3月に0gでノイズ/アンビエントをやったのが最後なんですよ。その後はコロナでもあり、ライブを1年半以上休んでしまいました。
今回は再始動ライブということで、対バンに尾上さんの踊れる変拍子バンドのワナナバニ園とオープニング・アクトにクリテツさんを迎えての自主企画ライブ。場所はLive Hausという新しいハコでした。クリテツさんに紹介していただいたのですが、クリテツさんにはライブハウスとの連絡から受付までやっていただいてしまい、ほんとに感謝しかありません。
おかげさまでたくさんの方においでいただきました。東京でのライブは三年ぶりだったので、久しぶりのかたもそれから初めてandmo'をご覧になるかたも。みなさん、本当にありがとうございました。
オープニングはクリテツさんが、テルミンの説明をまじえて、15分ほどのソロ演奏。クリテツさんは東京都のヘブンアーティストっていう資格をもってて、都の公認で公園なんかで演奏できるんですね。さすがの手慣れた演奏で、締めはいつもの「愛の讃歌」でした。
andmo'は一時間の持ち時間で、六曲演奏しました。セットリストは
1972
B.Rex
新曲
ヘルゲラン
地下室の林檎
UMA2
で、新曲一曲とベストヒット集みたいな感じです。本当はコロナで休んでるあいだに新曲をたくさん作れればよかったんですけど、かたちになったのは結局一曲だけでした。でも、これはよくできた曲だと思います。演奏はなかなかよかったのではないでしょうか。なんというか、以前よりがっつりとしたロックになってる気がします。
最後にワナナバニ園。尾上さん自作の回擦胡とリボンコントローラーをメインに、ツインベースにドラムスという珍しい構成のバンドで、変拍子中心のインスト曲を演奏するのですが、これがすばらしい。息の合った演奏で最高でした。アバンギャルド系のプログレですかね。中国歌謡のカバーもあったりして、でもやはり特にプログレ好きの人なら気にいるんじゃないでしょうか。アンコールもあり、大盛況で幕を閉じました。
物販で「ヘルゲラン」の入ったアルバムがあるか聞かれたんですが、すみません、ヘルゲランは作りかけのデータが僕のMacbookに入ってるだけなんです。あと、サインもさせていただきました。
いいライブだったので、来てくださったかたには満足していただけたのではないかと思います。今回来られなかったかたはぜひ次の機会に。
今回の宿は東北沢駅近くに新しくできたホテルです。おしゃれ系で部屋は殺風景なんですが、テレビがなくてレコードプレーヤーがあります。僕はテレビを見ないんで、このほうがありがたいですね。フロントでレコードを貸してくれて、三泊で7枚くらい聴いたかな。普段聴かないアルバムを聴けてよかった。盤の状態はよくないけど、まあそれもレコードならではですよ。
翌日は下北沢でモーニングを食べたり、成城のブールマンで武田理沙とさがゆきの即興ライブを見たり、World Disqueに行ったり、夜はさんぽくんと餃子を食べに行ったり、翌日も友人とお昼を食べて、まずまず東京を満喫しました。
さて、次のライブは11/6に神戸ビッグアップルです。みなさん、ぜひおいでください。